ビトゥン

ビトゥン

ミナハサ半島北東部に位置するビトゥンは、サム・ラトゥランギ国際空港から32km、マナド中心部から47kmにある港湾都市。東部インドネシア海上交通の要であるビトゥン港、マニアックなダイバーが集うレンベ海峡、スラウェシ島の固有種が棲むタンココ自然保護区を擁し、現在は田舎町ながら、今後の発展が期待される地域です。

昭和初期には100人を超す日本人がカツオ釣り漁業(カツオ節加工)に従事していたビトゥン。現在もカツオ・マグロ漁業が盛んで、日本向け生鮮マグロの輸出量ではインドネシア第一位!! 沿岸部には冷凍加工工場、鰹節工場、缶詰工場など水産会社が並び、真珠養殖も盛んです。郊外には旧日本海軍の慰霊碑があり、戦後の復員船もビトゥンの港から出港しました。

ビトゥンへのアクセス

マナドから車で70~80分。公共交通機関を使用する場合は、マナドのパアルドゥア・バスターミナルからタンココ・バスターミナル行きのバスに乗り、タンココ・バスターミナルでビトゥン中心部行きのミクロレットに乗り換えます。公共交通機関を使用したときの所要時間はおよそ2時間です。

ビトゥンの主要ポイント

ビトゥン港

ビトゥン港 (Pelabuhan Samudera Bitung)

レンベ島によって波風から守られている天然の良港で、東部インドネシア海上交通の要となるハブ港。30日以内の観光目的であればビザ免除で出入国できます。海上自衛隊練習艦隊も入港しています。
鰹のモニュメント

鰹のモニュメント (Monumen Cakalang)

カツオの街(Kota Cakalang)を自称するビトゥンでは、大通りと市庁舎に巨大なカツオのモニュメントが置かれています。カツオはチャカランフフミーチャカランなどからも現地の食文化と深い繋がりを持つことが伺えます。
レンベ海峡

レンベ海峡 (Selat Lembeh)

ビトゥンと対岸のレンベ島に挟まれた全長16.1kmの海峡。大小の船が往来する海路であると同時に、マニアックなダイバーが集う海でもあります。
→ レンベ海峡
ルコ

ルコ (Ruko)

ビトゥン中心部からおよそ2kmの商店街。目前の港からレンベ海峡を囲む村落への渡し船や、ダイビングリゾートの送迎船などが発着します。レンベのリゾートに自力で渡る場合は、ここで船をチャーターします。
パレラガン

パレラガン (Palelangan)

毎早朝に魚介類の競りが行われる漁港。敷地内には漁協、水産加工会社、庶民的な食堂街があります。ダイビングリゾートの送迎船がここから発着することも。
→ じゃらんじゃらん@伝統的マグロ漁
→ じゃらんじゃらん@マグロの水揚げ
パサール・ウィネネ

パサール・ウィネネ (Pasar Winenet)

パレラガン漁港から至近距離にあり、とくに魚介類が豊富で、生で食せる鮮度のマグロが売られていることもあるビトゥンの伝統市場。ウィネネ市場は午前中でほぼ営業が終わりますが、ビトゥン南部のギリアン(Girian)市場は夕方近くまで開いています。
→ じゃらんじゃらん@パサール(伝統市場)
元山記念霊園

元山記念霊園

レンべ海峡の眺望が素晴らしい小高い丘に、旧日本海軍の慰霊碑が建っています。
→ じゃらんじゃらん@元山記念霊園と日本人墓地
北スラウェシ日本人墓地

北スラウェシ日本人墓地

第二次大戦前から戦後にかけて、ビトゥンやマナドに定住していた日本人の墓地です。
→ じゃらんじゃらん@元山記念霊園と日本人墓地
タルシウス

タンココ自然保護区 (Tangkoko Nature Reserve)

タルシウス(スラウェシメガネ猿)に代表されるスラウェシ島の固有種が棲息する太古の森。8,718ヘクタールに及ぶ手付かずの森が自然保護区になっています。
→ タンココ自然保護区
ナエムンドゥン動物園

ナエムンドゥン動物園 (Grand Naemundung)

タンココ自然保護区へ行かずとも、タルシウス、バビルサ(豚鹿)、鳥類などスラウェシの固有種を間近で観ることができるミニ動物園です。
→ じゃらんじゃらん@ナエムンドゥン動物園
ティリコラ・モニュメント

ティリコラ・モニュメント (Monumen Trikora)

レンベ島バトゥルバンの高台に立つ、今ではちょっと寂れてしまったモニュメントです。
→ じゃらんじゃらん@ティリコラ・モニュメント
セン・ボ・キョン

聖母宮/セン・ボ・キョン (Seng Bo Kiong)

ビトゥンで最も古い中国寺院。
→ じゃらんじゃらん@旧正月のお祭り
クラバット山

クラバット山 (Gunung Klabat/2,022m)

ビトゥンのお隣、北ミナハサ県にそびえる北スラウェシの最高峰。旧日本軍が「メナド富士」と呼んだ山です。山頂までは5時間~6時間、山頂で御来光を拝んで下山する1泊2日のトレッキングが催行されています。トレッキングには登山用の装備が必要です。

関連ページ

ビトゥンにかつお産業を興した大岩勇氏の軌跡(外部サイト)

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