サンギヘ・タラウド諸島

サンギヘ・タラウド諸島

スラウェシ島の北を、フィリピンのミンダナオ島へ向かって連なる、大小124の島々からなるサンギヘ・タラウド(Sangihe Talaud)諸島。タラウド諸島に属するミヤンガス(Miangas)島がインドネシア最北の地とされる、フィリピンとの国境に接する一帯です。

サンギヘ諸島はサンギヘ県シタロ(Sitaro)県から成り、その中心となるのは大サンギヘ(Sangihe Besar)島とシアウ(Siau)島。タラウド県を構成するタラウド諸島の中心はサレバブ(Salebabu)島です。3県はマナドビトゥンと海路で結ばれ、サンギヘ県とタラウド県はマナドと空路でも結ばれています。

サンギヘ県とシタロ県の民族語はフィリピン南部の言葉と意思疎通ができ、古くからフィリピンとの間で人々や物資の往来が盛んな土地柄です。現在でも、サンギヘ県で簡単ながらも正式な手続きを踏んで、人々は国境を行き来しています。ただし、外国人はこのルートでインドネシア出入国はできません。

サンギヘ・タラウド諸島へのアクセス

空路 : マナド ⇔ 大サンギヘ島ナハ(Naha)
ライオン航空が運航、所要約50分。ナハの空港から県都タフナまでは約20km。

空路 : マナド ⇔ サレバブ島メロンワネ(Melonguane/通称メロン)
ライオン航空エクスプレス航空が運航、所要約1時間。

海路 : マナド ⇔ シアウ島 ⇔ 大サンギヘ島タフナ(Tahuna)
マナド港発着。夜行船はタフナまで約10時間。日中のスピード船はタフナまで約7時間。スケジュールと運賃はマナド港で確認できます。

海路 : ビトゥン ⇔ シアウ島 ⇔ 大サンギヘ島タフナ ⇔ サレバブ島メロンワネ ⇔ サレバブ島リルン
ビトゥン港発着。スケジュールと運賃はペルニ公式サイトで確認できます。

サンギヘ・タラウド諸島への個人旅行

サンギヘ・タラウド諸島への個人旅行には多少のインドネシア語が必須です。シタロ、サンギヘ、タラウド各県の中心部には安宿があり、インドネシアの田舎を旅慣れている方やバックパッカーなら大きな問題なく滞在可と思われます。離島にありがちな水源不足もなく真水も豊富です。銀行やATMはありますが、両替はできません。

サンギヘ諸島のダイビング

サンギヘ諸島には「秘境」の名に相応しいダイブサイトが数あります。一例を挙げると、ジュラシックパークを思わせる火山島・シアウ島の透明度40mを誇るウォール、ビアロ(Biaro)島の断崖絶壁下のリーフ、マハゲタン(Mahangetang)島の神秘的な海底火山など。ダイビングの合間には、本当に真っ白な白砂ビーチ、温泉、大自然が織り成す雄大な景観などでリフレッシュもできます。しかし、サンギヘ諸島にダイブセンターはないので、ダイブクルーズで潜る方法が一般的です。

サンギヘ?サンギル?

正式には“Sangihe”(サンギヘ)ですが、北スラウェシでは一般的に“Sanghir”(サンギル)と呼ばれます。スラウェシだより(松井和久著)によれば、『植民地時代、オランダ人は「へ」の発音ができず、「サンギヘ」を「サンギル」と発音したと言われている』とのことです。

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サンギヘ・タラウド諸島がよく分かる本

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