ミナハサ高原の概要
トモホンのシンボル ロコン山
トモホン(Tomohon)とミナハサ県(Kab.Minahasa)から成るミナハサ高原地帯は、「ミナハサ高原を知らずして、北スラウェシは語れない」といわれる北スラウェシの文化の中心地です。
北スラウェシのマジョリティミナハサ人が本拠地とするミナハサ高原は、マナドやビトゥン以上にキリスト教色が強く感じられる場所で、マナド美人の産地としても知られています。(恐らくですが、美男も多いです。)
ミナハサ高原の光景
ロコン山(1,689m)とマハワ山(1,311m)の2つの火山に囲まれたミナハサ高原地帯は、標高700~1,000mに位置し、日中でも気温が30℃を超えることは珍しく、夜間には20℃を切ることもあります。
涼やかな気候風土から野菜や花の生産が盛んで、トモホンの目抜き通りには色鮮やかな生花を扱う店が軒を連ね、毎年8月にはトモホン国際フラワーフェスティバルが開催されています。
新鮮な高原野菜(とエクストリームな食文化)が並ぶ伝統市場、火山と湖に温泉、ミナハサ人の遺跡や伝統文化など、陸の見どころがたくさんあり、さらには学園都市としても機能しています。
ところでミナハサ県って?
地図の赤いエリアが現在のミナハサ県です。エリア内の水色はトンダノ湖で、飛び地のように抜けているのがトモホン。赤いエリアの上は左からマナド、北ミナハサ県、ビトゥンです。
かつてはマナドやビトゥンを含む半島先端の全域がミナハサ県で、県都は商拠点のマナドに置かれていました。後にマナド、ビトゥン、トモホンなどがそれぞれ分離独立し、ミナハサ県都はトンダノに移りました。
現在のミナハサ県と、かつてミナハサ県だったエリアを包括して、ミナハサ・ラヤ(大ミナハサ)といいます。ミナハサ・ラヤにおけるマナドのポジションは昔も今も商業の中心。どれだけマナドが発展しようとも、文化の中心はミナハサ高原すなわちトモホンとミナハサ県にあるってわけです。(地図画像はWikimedia Commonsから)
ミナハサ高原観光の心得
ミナハサ高原を観光する際には、薄手の長袖の用意があると安心です。
海抜700~1,000mにあるミナハサ高原の平均気温は、マナドの平均最低気温とほぼ同じ。下界と比べて涼しく過ごしやすい一方で、天候によっては肌寒く感じることもあります。
ミナハサ高原へのアクセス
車で
ミナハサ高原の入口となるトモホンはマナドからおよそ25km。車で山道をクネクネ走って50~60分かかります。タクシーや配車アプリを利用するのが最も快適で、空港方面からトモホンへ向かうルートでは、祝福のキリスト像の真下を通るのが一般的です。
公共交通機関で
マナドからトモホンへ向かうバスは、マナドのカロンバサン・バスターミナルから出発します。バスは山を登り、トモホンの目抜き通りを通って、終点のブリマン・バスターミナルへ向かいます。所要時間は待ち時間も含めると1時間半以上かかるかも知れません。
ミナハサ高原での移動
配車アプリが利用できます。
トモホンのミクロレット発着点は公設市場に隣接するブリマン・ターミナルで、市内循環、トンダノ行き、カワンコワン行きなど複数のルートで運行しています。近距離の移動ではベンディ(馬車)を使うこともできます。ミナハサ高原(トモホンとミナハサ県)はとても広いので、あちこちに点在する見どころを効率よく廻るためには、車を日割りでチャーターするか、観光ツアーへの参加をおすすめします。







