マナド旅行の見どころ
スラウェシ島のマナド(メナド)といえばダイビング。でもマナドの魅力はダイビングだけではありません。海と陸と山の観光を楽しめて食べ物も美味しいマナドを旅行する上で、押さえておきたいポイントを紹介します。
ドロップオフと珊瑚のブナケン
インドネシアで初の国立海洋公園になったブナケン国立公園は、珊瑚に覆われた世界有数のドロップオフで知られる北スラウェシのNo.1観光地。
透明度が高く温暖なブナケンの海には、70種類以上のサンゴ、2,500種以上の魚が生息し、深海にはシーラカンスが棲むことも確認されています。
マニアが集うレンべ海峡
ビトゥンとレンベ島に挟まれた全長16kmのレンべ海峡は、南の島の青い海ではありません。透明度の低い泥砂地で宝探しをするマクロ天国です。
カメラ派・マクロ派・生態系好きなどマニアックなダイバーの間ではブナケン国立公園以上に人気があり、別名「オタクの海」とも呼ばれています。
文化の中心、ミナハサ高原
「ミナハサ高原を知らずして北スラウェシは語れない」といわれる、北スラウェシの文化の中心地。陸の見どころが詰まったエリア。
インドネシアではスンダ(西ジャワ)と並ぶ美人の里として知られるマナドですが、マナド美人の本拠地もミナハサ高原です。
スラウェシの固有種を観察
太古の時代に南北に分かれていた陸地がぶつかり合って一つの島となり、その後はずっと孤立した島であったスラウェシ島は、固有種の宝庫です。
火山トレッキング
北スラウェシは日本顔負けの火山地帯。ミナハサ高原では地熱発電も試みられています。
気軽にトレッキングを楽しめるのは1,311mのマハウ山。北スラウェシの最高峰クラバット山(2,022m)では、山頂で御来光を拝んで下山する1泊2日のトレッキングも催行されています。
マナド中心部もなかなか面白い
大通りに沿って立派な教会が建ち並ぶマナド。インドネシアでは異色のキリスト教圏のマナドを肌で感じながら、買い物したり、マナド料理に舌鼓を打つのも乙なもの。マナドの繁華街をブルーに染めるミクロレットの爆音ミュージックも、愉快な思い出になるかも知れません。
インドネシアの他州をご存じの方なら、陽気でポップなマナドの雰囲気をなおさら楽しめると思います。
マナドでショッピング
ショッピングモールを目指すならマナドの海岸通りボレファールへ。庶民的なスーパーはサム・ラトゥランギ通りとマナド港周辺にも。
北スラウェシの特産品・Tシャツなどのマナドグッズを扱う土産物屋はB.W.ラピアン通りにあります。
マナドではバリ島のようなお洒落な雑貨は期待できませんが、サンダルや夏服ならモール、バティックはモールまたはB.W.ラピアン通り、インドネシアコスメやバラマキ土産はモールやスーパーで探すことができます。バーゲン時期はクリスマス・旧正月・イスラム断食明け大祭の前後です。
パサール(伝統市場)めぐり
パサール(伝統市場)は活気・熱気・匂いと臭いが入り混じった庶民の台所。
同じパサールでも、海に面したビトゥンやマナドのパサールは新鮮な魚介類が豊富。一方で、ミナハサ高原のパサールでは、珍しい動物の肉の数々を目にすることができます。
マナドの味を極める
南国フルーツを極める
果物の数だけ季節があると言われるインドネシア。南国フルーツを極めるベストシーズンは雨季(概ね11月~4月)です。
年間を通してあるのはバナナ・スイカ・パパイヤ・パイナップル。雨季になるとまずマンゴーが登場し、続いてドリアン・ランブータン・マンゴスチンなどが出てきます。
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