北スラウェシ州あらまし
インドネシア共和国 北スラウェシ州
インドネシアのほぼ中央に位置するスラウェシ島(旧称セレベス島)は、アルファベットの「K」や「蘭の花」に例えられるユニークな形をした島です。太古の時代に南北に分かれていた陸地がぶつかり合って一つの島になり、その後はずっと孤立した島であったとされるスラウェシ島は、固有種の宝庫としても知られます。
北スラウェシ州
スラウェシ島北端のミナハサ半島と周辺の島々からなる北スラウェシ州は、多様な生物を育む海、熱帯雨林に椰子林、火山脈がもたらす肥沃な土壌といった豊かな自然環境に恵まれています。
半島先端の西側にある州都マナドは香辛料貿易の拠点として拓かれた港町。
半島東側のビトゥンはカツオ漁業を礎に発展したカツオの街。そして東部インドネシア海上交通の要となるビトゥン港を擁します。
内陸部のトモホン、トンダノを中心とするミナハサ高原は北スラウェシの文化の中心地でマナド美人の本拠地。
ミナハサ半島からサンギヘ・タラウド諸島に沿って北上するとフィリピンのミンダナオ島に達し、古くからフィリピンとの交流が盛んな土地柄でもあります。
州人口の6割超がキリスト教徒
香辛料を求めて欧州人が北スラウェシを目指すようになったのは16世紀のこと。17世紀のスペインによるカトリックの布教を経て、19世紀にはオランダによってプロテスタントが伝えられました。
以降オランダ12番目の州と言われるほどオランダ文化を受け入れてきた北スラウェシは、現在でも州人口の6割超をキリスト教徒が占めます。
インドネシアで最も治安の良い州
陽気でお祭り好きな北スラウェシの人々のモットーは、人は人のために生きる、私たちはみな兄弟。
キリスト教徒・イスラム教徒・華人がそれなりに仲良く暮らす伝統を誇りとする北スラウェシ州は、インドネシアで最も治安の安定した州と言えます。
日本から一番近いインドネシア
1万7千以上の島々からなる世界最大の島嶼国家インドネシアでは、東西を「サバンからメラウケまで」、南北を「ティモールからタラウド」と表します。
その「タラウド諸島」を含む北スラウェシ州は、インドネシア最北端の州であると同時に、日本から一番近いインドネシアとなります。




