ブナケン国立公園 Bunaken National Marine Park
1991年にインドネシア初の国立海洋公園になったブナケン国立公園は、珊瑚に覆われた世界有数のドロップオフで知られる北スラウェシのNo.1観光地。総面積89,065 ヘクタールのブナケンの海には、70種以上のサンゴ、2,500種以上の魚が生息するといわれ、深海にはシーラカンスが棲むことも確認されています。
ブナケン国立公園のダイビング
世界屈指のドロップオフと、そのウォールを埋め尽くす色鮮やかな珊瑚と、その珊瑚を棲み家とするトロピカルな魚たち。運が良ければ、バラクーダやアジの群れ、イルカやジュゴンと遭遇するチャンスもあるブナケン国立公園。
主なダイビングポイントはブナケン・マナドトゥア・シラデン・マンテハゲ・ナインの各島周辺にあり、ドロップオフのポイントがメイン。ブナケンの1500m級のドロップオフが代表格。ダイビングスタイルはウォールダイブ、ドリフトダイブが主流です。
ブナケン国立公園の海況
ブナケン国立公園エリアの日中の気温は26~32℃、水温は28~30℃、透明度は15~30m。目安として5月~10月が乾季、11月~4月が雨季です。
12月~1月は西風で海が荒れる日があるものの、それを除けば雨季でもダイビングは可能。透明度の増す乾季がベストシーズンです。
ブナケン国立公園入場料
北スラウェシ州法で定められたブナケン国立公園入場料は、1日券が5万ルピア、年間(1/1~12/31)パスが15万ルピアです。収益金は公園内のパトロールシステムの強化、ゴミ問題対策、環境保護プロジェクトなどに充てられます。
ブナケン国立公園へのアクセス
ブナケン国立公園の中心となるブナケン島は、マナド湾の沖約8kmにあり、マナドから船で45~60分。ダイビングリゾートの送迎を利用するのが一般的です。
自力でブナケン島へ渡る場合は、パサール・ブルスハティ脇のジェンキ川から出るパブリックボート(乗合船)を利用するか、マナド港周辺で船をチャーターします。
マナド発ブナケン島行きのパブリックボートは、日曜祝祭日を除く午後2時頃にマナドを出発。逆ルートは日曜祝祭日を除く午前9時頃にブナケン島を出発します。
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