ミナハサ高原のあらまし
マナドから車で40~50分山道を登った先のトモホンとミナハサ県からなるミナハサ高原は、「ミナハサ高原を知らずして北スラウェシは語れない」と言われる、北スラウェシの文化の中心地。北スラウェシのマジョリティであるミナハサ人の本拠地なので、マナドやビトゥンよりも更にキリスト教色が強い一帯です。
見どころ満載のミナハサ高原
馬車や牛車が悠々と走り、ゆったりとした時流が渦巻くミナハサ高原には、花・野菜・丁子にナツメグ・火山・温泉・湖・遺跡・伝統文化・学園都市・マナド美人・エクストリームな食文化など多彩な枕詞があり、北スラウェシの陸の見どころが詰まっています。
「花の街(Kota Bunga)」を名乗るトモホンでは、トモホン・フラワー・フェスティバルも開催されています。
ミナハサ高原観光の心得
ミナハサ高原を観光する際には、長袖の上着を用意しましょう。
海抜700~1,000mにあるミナハサ高原の平均気温は、マナドの平均最低気温とほぼ同じ。ミナハサ高原はマナドやビトゥンより過ごしやすい一方で、天候によっては涼しいを通り越して肌寒く感じることもあります。
ところでミナハサ県って?
地図の赤いエリアが現在のミナハサ県です。エリア内の水色はトンダノ湖。飛び地のように抜けているのがトモホン。
かつてはマナドやビトゥンを含むミナハサ半島先端の全域がミナハサ県で、当時の県都は商業拠点のマナドに。後にマナド、ビトゥン、トモホンなどが独立し、ミナハサ県都はトンダノに移りました。
現在のミナハサ県と、昔はミナハサ県だったエリアを包括して、ミナハサ・ラヤ(大ミナハサ)と呼びます。ミナハサ・ラヤにおけるマナドのポジションは昔も今も商業の中心地。どれだけマナドが発展しようとも、文化の中心はトモホンとミナハサ県にあるってわけです。(地図画像はウィキメディア・コモンズから)
ミナハサ高原へのアクセス
ミナハサ高原の入口となるトモホンは、マナドからおよそ25km。車で40~50分。
マナドからトモホンへ向かうバスは、マナドの「カロンバサン・バスターミナル」から出発します。でも、トモホンに着いてから先の交通の便は良くありません。ミナハサ高原の見どころを効率よく廻るには、車をチャーターするか、観光ツアーへの参加をおすすめします。
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