レンベ海峡 Selat Lembeh
レンベ海峡は世界中のマニアックなダイバーに愛されるマクロ天国。他のエリアでは超レアなクリッターに、いとも簡単に出逢えてしまうと評判の海です。レンベ海峡の詳細へ
マナドの東約47kmに位置するビトゥン(ビツン)は、東部インドネシア海上交通の要となるビトゥン港を擁する港町。カツオ・マグロ・日本式の真珠養殖・旧日本海軍の慰霊碑・日本人墓地で日本と繋がるビトゥンは、かつて戦後の復員船出港の場ともなりました。
2019年にビトゥン経済特区(水産業・農産業・物流)が設置され、マナド~ビトゥン間の高速道路の開通も予定されていて、北スラウェシで今後一番発展しそうなエリアです。
昭和初期に日本人が持ち込んだカツオ釣り漁業(カツオ節加工)で、寒村からカツオの街(kota Cakalang)になったビトゥン。カツオ産業は現代にも継承され、ビトゥンで生産される生節や削り節のほとんどが日本へ輸出されています。
北スラウェシ日系人メモ・・大岩勇の遺産 - スラウェシ島情報マガジン
ビトゥンのメインストリートには「カツオの街」に相応しい立派なカツオのモニュメントが置かれ、カツオはまた現地の食文化にも深く溶け込んでいます。
ビトゥンは日本向け生鮮マグロの輸出量がインドネシア第一位のマグロ基地です。日本でインドネシア産のマグロと出会ったら、それはビトゥンの漁師が釣り上げたマグロかも知れません。
ビトゥンは空港から約38km、車で50~60分。マナドから約47km、車で60~70分。
公共交通機関を使用する場合は、マナドの「パアルドゥア・バスターミナル」から「タンココ・バスターミナル」行きのバスに乗り、タンココ・バスターミナルでビトゥン中心部へ向かうミクロレットに乗り換えます。所要時間は待ち時間も含めて2時間前後をみておくと良いでしょう。
「ビトゥン」カテゴリー
「ビトゥン」関連ページ