ビトゥンの伝統的マグロ漁

インドネシア随一のマグロ基地ビトゥンのマグロ漁はフィリピン式。5~6人以上の漁師が乗り込んだ船で1週間くらいかけてマグロを追います。(マナドのマグロ漁は1~2人乗りの小舟を使った日帰りトリップ。)

「手釣り」のマグロ漁

ビトゥン(とマナド)のマグロ漁は「手釣り」。海中150~200mくらいまで釣り糸を垂れ、マグロが掛かったら根気強く糸を手繰り寄せます。

漁師Aの糸にかかったマグロの姿が目で見て取れるようになったら、漁師Bがマグロのアゴに銛を引っ掛けて水中から引き上げ、漁師Cがマグロの頭を叩いて気絶させます。この連携で一番の大役は漁師B。この人が下手だとマグロに逃げられてしまいます。

気絶させたマグロは海中に吊り下げて血抜きをし、船底の貯蔵庫に保管します。

見習い~中級の漁師は船のアウトリガーの部分から釣り糸を垂れます。熟練の漁師は単独でパクラ(Pakura)と呼ばれる小船に乗り、足で舵とエンジンを操作しながら凧をつけた複数の釣り糸を操ります。パクラの利点は針掛かりしたマグロを自在に追えることですが、マグロの質を落とさないよう追うには相応の経験とスキルが必要です。

漁場となるのはレンベ島の東、ブナケン国立公園の外側、サンギヘ・タラウド諸島、マルク諸島など。漁場に浮かぶラキット(Rakit)は船の係留や情報交換の場なので、ラキットに常駐する管理人とは良い関係を築いておくことが大切です。

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