トランスマナドに乗ってみた
2025年11月にマナド市内で運行開始した公営循環バストランスマナドに乗ってみました。結論から先に申しますと、少しの疑問は残ったものの、トランスマナドはとても快適な乗車空間でした。
電子マネーカード
トランスマナドは完全キャッシュレス決済。乗車には銀行発行の電子マネーカード、BNI Tapcash・BCA Flazz・Mandiri E-money・BRI Brizziのいずれかが必要です。
コンビニで買えるという触れ込みが、10件くらい廻っても私が求める銀行の電子マネーカードは在庫なし。結局銀行窓口で(しかも何も考えずに大きな店舗へ行ってしまったので1時間以上待って)購入しました。
改めてトランスマナドとは


公営循環バスのトランスマナドは、座席数20くらいのコンパクトな車体でエアコン完備。カリマス~マララヤン線(1号線)とカリマス~空港線(2号線)の2路線があり、路線は「コリドー」と呼ばれています。乗降りはバス停でのみ可。前方乗車・後方下車で、乗車口の専用端末に電子マネーカードをかざして運賃を支払い、下車する時は降車口の専用端末に再度カードをかざします。
2026年4月時点では運賃無料のトライアル期間が継続中。
トライアル終了時期とそれに伴う正規運賃は今のところ定かではありません。
トランスマナドの車内では、大声でのお喋り・飲食・喫煙は禁止。危険物・ペット・ドリアンの車内への持込みも禁じられています。
トランスマナドの路線・リアルタイム運行状況は、インドネシア全土の公共バスを網羅するMitra Darat(Google Play・App Store)というアプリで確認できます。
いよいよトランスマナド初乗車


トランスマナド乗車デビューは、スーパーマーケットゴールデンのボレファール側にあるバス停「ゴールデン・ブサール」から、乗り換えターミナルの「カリマス」まで。ミクロレットと同じ要領で、人差し指を立てて運転士さんにアピールして乗車します。車内は涼しいし、ハンドル捌きは滑らかだし、見晴らしは良いし、いやもう普通に快適です。
カリマスに着き、空港線に乗り換えたいと伝えると、番号の振られた小さい紙を渡されて、時刻を告げられます。これは「告げられた時刻に発車する空港行きに乗車せよ」という意味で、整理券となる小さい紙は乗車時に職員さんへ戻します。
車内では次のバス停を告げる自動アナウンスが流れます。降車ボタンは降車口付近で見かけたものの、座席から手が届く範囲には見当たりません。ではどうするのか? バス停が近づくと、運転士さんは車内の様子を伺いつつバスをバス停へ寄せていきます。この段階になっても下車する素振りの乗客はおらず、バス停に待ち人もいなければ、停まらずに元の車線に戻るのです。
トランスマナドの感想とか疑問とか


<その1>
日本の交通系ICカードと比較すると、電子マネーカードの反応はゆっくりです。読み取りが上手くいかないまま乗り込んでしまった乗客には、運転士さんが声をかけて再タッチを即していました。
<その2>
マナド中心部は一方通行が多いので、トランスマナドはボレファールを北上はすれど、南下はしません。なので例えばパサール45からマントスへ行くのなら、マントスの正面で降ろしてくれるミクロレットが便利です。私はミクロ愛好家でもあるので、トランスマナドとミクロレットが上手い具合に共存してくれたら嬉しいです。
<その3>
トランスマナド車内には吊革も手すりも有ります。でも座席数以上の乗客は乗せません。このルールはトライアル期間限定なのか、本運行後も続くのか。
一例として、空港発カリマス行きは繁華街に入るまでずっと満席も珍しくなく、途中乗車はほぼできません。トライアルの運賃無料も相まって、トランスマナドで空港まで行き、空港で始発に乗り換えてマナド中心部へ向かう人も相当数いるので尚更です。本運行後はどうなるでしょうか。そして、乗客20人程度の定員制で採算は取れるのか、こちらもちょっと心配です。












